2007年7月30日月曜日

うなぎの日

今日は土用の丑の日だそうで、神楽坂の翁庵の前では鰻弁当を販売していた。

そもそも土用って?広辞苑で調べてみる。

【土用】暦法で、立夏の前十八日を春の土用、立秋の前十八日を夏の土用、立冬の前十八日を亜秋の土用、立春の前十八日を冬の土用といい、その初めの日を土用の入りという。普通には夏の土用をさしていう。

また、

【丑の日】十二支の丑にあたる日。夏の土用の丑の日には夏やせの薬に鰻の蒲焼を食い、また、灸をすえる。寒の丑の日には丑紅を売る。

とある。確かに夏バテには鰻とよく聞くけれど、今年の梅雨はまだ明けてないし、昨今の中国産鰻の問題等、いろいろと昔みたいにはいかなくなってる感じだ。でも、たまにはちょっと贅沢してみんなで鰻を食べる日って結構オツである。しみじみと一人で鰻を食らってその旨さにうっとり、または同僚と、友達と、家族と、恋人とひと時の団らん。嫌いな人は別に食べなくたっていいし、甘いのが好きならうなぎパイでもいい。そこら辺は今風に自由な感じで。

クリスマスやバレンタインだとその日に行事がないのは悪いかのような調子なのに、日本の行事は初詣と祭り以外はいいとこ「風流だね~」とかそんなもん。「悪ぃ、今日彼女と鰻だから」なんてカッケーなーと思うのはおれだけか。

こんな事を考えつつ、帰りに吉野家でうな丼を食べたのだった。


ps. 中国産x2って五月蝿い奴らが吉野家にいた。まさか中国の全ての鰻業者が抗菌剤を入れてる訳ではないだろう、でもマスコミはそうした細かい問題までは扱わない(多くのばあい体制側の批判に移る)。だからマスコミの大々的な報道の後に残されるのは、中国の鰻全て=絶対悪のような構図。おれも中国人のモラルの低さは大嫌いだ(もちろん全ての人じゃないし、これもつくられたイメージかもしれない)が、こういうマスコミの無責任さも大嫌いだ。
ps2.冬にも丑の日イベントがあるとは知らなかったな

2007年7月29日日曜日

白川義員 写真展


自分が尊敬する写真家の一人、白川義員氏の写真展が8/1からヤナセの銀座ショールームと松屋銀座で開かれるらしい。

白川義員『世界百名山』セレクト写真展~ (プレスリリース(7/25))

白川義員 写真展『世界百名瀑』


【本とDVD】
丸善
三省堂
紀伊国屋
ジュンク堂

【オリジナル写真】
WePhoto~ ←これは凄い

水の中の盆栽

スカイ アクアリウム with ぺリエ カフェ
同上

小さいころ金がもう少しあれば、アクアリストの端くれになっていたと思う。
どうしたら飼っている金魚が快適に住めるか、また学校並の無味乾燥な水槽からどれだけインテリアとしてのオブジェ(笑)に高められるか。幼心に苦心した覚えがある。熱帯魚屋の水槽や器具をまるで宝石のように見ていた頃がおれにもあったのだ。“アクアリウム”や“アクアリスト”って横文字だからか、何となく恥じらいや多少の反感も持つけど。
テストが終わったら観にいこう。

ちょいと着物


なぜ選挙は決まってテスト期間に行われるのだろう。選挙カーや荒川区選挙管理委員会によって、普段の近隣のサウンドスケープは木っ端微塵に破壊される。

そうした事もあってか今日は図書館の自習室も一杯だったので(シンゾーの身勝手にみんな困ってます)、その時間帯はあきらめて散歩でもすることにした。ぶらっと新宿に行き時屋(甘味処)で抹茶と中どら焼きのセットを食していると、「丸川珠代!」という盛大なノイズが外に陣取り、とてもゆっくりできる状態ではなくなる。これには店の人も閉口だ。「丸川珠代!最後のお願いのために皆様に握手にまいりました!」の連呼。もう何でもありなり

新宿駅周辺に浴衣カップルが多いのを見て、ふとそろそろ夏物のセールをやってんじゃないかという目論見を持ち銀座へ向かう。表のマイク合戦はさておき、裏通りに入ればいつもの休日の銀座の風景が広がり、心和みつつ『もとじ』へ。さすがは着物界のヤナセ、セールなぞはやっていない。しかしどれも素晴らしい生地や柄で、涎が垂れそうなほど見入ってしまった。単(ひとえ)なら安くて7万。「これは高いですが」という前置きと共に、バナナの木の繊維?で作られた反物も見せてもらう。価格は約200万。まさにヤナセ。笑

藤屋はセール中であったが馴染みの店員さんがいないので話を聞くだけ。その後月島に移動しアッパースへ。やっぱりここは凄い。ちょうど今日からセールだったらしく、浴衣(出来上がり新品)は7500円也!別に安物なわけじゃなくて、そこら辺の百貨店で普通に売られている位のもの。そしていろいろ着た末、麻の着物を買う。新品で9800円じゃ普通は手に入らない。ここでさらに、単やオーダースーツの話も聞いて帰宅。結構いい時間になってしまった。

さて、明日はようやくの選挙


甘味喫茶 時屋-新宿西口ハルク

銀座もとじ
銀座 藤屋
Appers

ps.やはり和装の女性は美しいとつくづく思った
ps2.なるほど、今日は隅田川の花火大会

2007年7月27日金曜日

ヒーガシがセーブでニーシトーブ~♪


帰りに池袋の西武に寄る。三越=伊勢丹の提携や地下鉄新線の影響もあり今や百貨店の争いが熾烈を極めているようで、ここ西武も部分的な工事やリニューアルが目に付いた。

ちなみにテレビで話題になっていたのは逆側(西)の東武百貨店で、こちらは「昭和(昔ながら)の百貨店」をコンセプトにしているとの事。新宿の高島屋や銀座の三越ならわからなくも無いが、池袋に流行の“高級感”は似合わないだろう。

Lanvin Parisのメンズラインを元ディオールのデザイナーが手がけることになったそう。言われてみれば、袖が細めのジャケットだったり、襟が小さめのシャツだったり、オン・ブルーにもディオールの影響が感じられるような。と曖昧な供述。

そのまま西武内のリブロに行くと、松岡正剛氏の講演会のチラシを発見する。8/5(日)はまだテスト期間なんだが…申し込んでしまった。しかも費用千円。金払ってまで本当に見る気あるのか自分。最近はただただテスト勉強から逃れようと必死なのかもしれない。昨日のギャルの教えを見事に一日で覆してしまった。

「編集工学」を掲げている彼に、先日感じた本の美学や、活字のページデザインに関する話も聞けるかな、という淡い期待が一つ。

きっといい話が聞けるはずだ!と信じて今はただ勉強に励もう


LANVIN Paris
LANVIN Collection
LANVIN en bleu
LANVIN: Spring 2008 from Paris (Men's Style.com)

松岡正剛 千夜千冊 遊蕩編
『ちょと本気な 千夜千冊 虎の巻』刊行記念講演会
編集工学研究所

2007年7月26日木曜日

私は夢見るシャンソンにんぎヨ~


先日CDを整理していたらフランスギャルのベストが出てきた。彼女はどの曲も一生懸命にひたむきに歌っている。唄は不安定だし、個人的に魅力もあまり感じないのだが(ん、手放すべきか?)、そのひたむきに打ち込む姿勢は見習わないと。って何の話だ。
ところでSWITCHで知ったガッキーは今かなり有名な人らしい。CMを筆頭にあれからいろんな所で目にするようになった。というか、それじゃ今までも目にしていたはずだよなあ、何で知らなかったんだろう。

2007年7月24日火曜日

太陽の下で


いやあ暑かったなあ。

今日の夜から篭って勉強するにあたり、何か息抜き時に手軽に読める雑誌はないかと本屋に寄ったら(こういう準備は抜かりない)、ドストライクな表紙が目に飛び込んできて、中身も見ずに買ってしまった。SWITCHって読んだことすらないのに。結局、その痛すぎるジャケ買いの保険で、ユリイカ増刊号の大友さん特集号を買う。なんたる二度手間、しかもユリイカのほうが面白いに決まってる。さ、兎角今は勉強!

SWITCH
ユリイカ増刊号 (大友良英)

ps.この上半分と下半分の対比関係が見事。もちろん写真の子(ガッキーっていうらしい)の笑顔も素晴らしい。でも彼女の明るさ(実際はどうか知らない)がぐっと引き立っているのは、モノクロの西郷さんが後ろにいるからだよね。対比であり調和でもある。これ面白い

2007年7月23日月曜日

7/23

宗教学の前期最後の授業では、クシシュトフ・キェシロフスキという人の映画を観た。この人の名前は目にしたことも聞いたこともなかったけれど、映画の雰囲気はとても個性的で独特だ。初めてキューブリックの作品を観た時のような。そして、この人の作品をもっと観たいと思ったのはスパイクジョーンズ以来だ。

自分の前に広がる未知の原っぱはまだまだ果てしない、でもこうして新たな出会いもまだまだある事を考えると、もう楽しみでたまらない。

キェシロフスキ・コレクション公式サイト

7/23

コンサートの後、一緒に行った友人と昔ながらの喫茶店で話した。その中で宗教と理系に関する彼の興味深い考察を聞く。例えで出されたニュートン力学の盲信、そういえば今西錦司さんも生物学界にはダーウィンの進化論(自然淘汰説)の信捧者が多いと言っていた。また著書で「日進月歩のはげしい自然科学界において、その発表後一世紀以上も安泰であるなどということ自身が、じつに奇怪で仕方ない気がする」(『ダーウィン論』中央公論社)とも述べている。

理系なるものに属する学問は考え方も計算方法も大抵はツールとしてしか使わない。またそう割り切らないといつまでも進まないというのも確かにあるのだろう。しかし、だからこそ気づかぬ間に自明としてしまい、疑うことすらしなくなってしまう事柄が実は多いのではないか。つまりダーウィンの自然淘汰説やニュートン力学の(盲)信者になってしまうのではないか。ただ反動や反発をするという事ではなく、一度振り返って考えてみることがとても重要なことであり、また当たり前の事でもある。信仰とは神だけではない、もっと身近なものにも潜んでいるのだ。

7/22

バイトをやめた。

その途端に、パソコンにウイルスが入ってしまい、フォーマットをし直したところ。
ついでに昔ながらのノートンでも買おうかと思ったら、詳しい友人いわく、いまはあまり評判良くないらしい。何をやるにもちゃんと考えて、情報収集しないといけない。安易に世間の流れに乗ってしまうのは危険なのね。。なんて面倒くさい世の中になってしまったんだ。

さて、今日はそのPCに詳しい友人とクラシックを観にいった。
とりあえず、ブルッフのヴァイオリンコンチェルト一番はやっぱり燃える。

その後は有楽町の阪急→渋谷のHMV→F1テレビ観戦しながらPC復旧という一日。

F1は久しぶり、何やらド派手なレースだったが、ライコネンがザンネンムネン。終盤のアロンソとマッサの勝負、あれが最後まで続けば本当に面白かったのだけど。マッサ=フェラーリにもう少しがんばって欲しかったな。(月並みの感想)

当たり前の事を当たり前にできる人たちを見ると、自分の未熟さが恥ずかしくなってくる。それと、レストランで一年弱働いたくせに接客の楽しさは見出せず、水族館の中なのに、魚の名前も大して覚えられず。勿体無いな。とにかくこんな偽善者に最後まで温かく接してくれた皆さんに感謝である。感謝の心は忘れてはいけない、と死んだじいちゃんも言ってたし。

2007年7月18日水曜日

伊福部昭のCDを買う


ことし三月に行った伊福部さんの音楽祭が予告通りCD化されたので買ってきた。ところどころ、あれ?こんなだったっけ?な箇所があり、拍手にしても最後だけにしか入っていないので、やはり追(再)体験は高望みであったことを思い知る。ただこのCDに慣れる前に言っておくと、あのライブは確かに良かった。あの会場、あの場で不自然に感じたことは特に無かったし、どの曲も違和感無く聴いていた。これは自分の耳の悪さもやはりあるだろうが、しかしこうして良い印象の残っているライブの一回性を破壊されてできたCDが、その印象を下回ったとき(←臨場感、会場の雰囲気、音圧などは差し引いても)録音技術なるものが急に恨めしくなる。そしてこんな事を言ってる利己主義な自分にも。
伊福部昭の芸術9 伊福部昭音楽祭

2007年7月14日土曜日

うるしの道展/現代根付彫刻展@シブヤ西武


シブヤ西武のB館8階の美術画廊で、漆と根付彫刻の展示会兼即売会を同時に開催していたので観にいく。しかし土曜の夜の渋谷だってのに西武B館内には相変わらず人がいない。美術画廊なんてそれに輪をかけてである。まあ逆に言えばゆっくり見られるわけだが。

こうした百貨店の展示会というのは、殆どのばあい普通の人には買えないような代物を陳列しているので、妙なギスギス感が無くて良い。しかもオレみたいな見るからに金の無さそうなガキに対しては完全に放牧状態である。もちろん、触るなよ・壊すなよという目でジロジロ見てくる輩も時々いるが、大抵は訊けば普通に答えてくれるし、人のいい係員だと展示物を一つ々々懇切丁寧に教えてくれたりするのだ。そして今回もうれしい事に後者のパターンだった。

根付彫刻の作品は初めて見た。いやはや、こうして職人の技を目の当たりにするともう言葉が出ない。「どうぞ手にとって見てください」「え、いいんですか?!では…うわー細かいですねえ」「ええ」「うわーすげえなマジで…」会話ももうこんな程度である。

根付とは巾着袋などを着物の帯に紐で提げるときに使う留め具のようなもので、今で言うストラップ(係員さんの受け売り)に近い。饅頭根付や差根付(名前は今日知った)は見たことがあったが、こうした実用さを念頭には置いてない芸術作品としての根付は知らなかった。

しかし話によると国内より海外でのほうが人気も評価も高いらしく、かなりの数の根付が日本から流れてしまっているという。こうした事はとても残念だ。無論、自分もこれほど素晴らしい彫刻芸術を今まで知らなかったことは恥ずべきことである。

そして漆。これもまた尋常じゃない“黒”。光がどこまでも深く入ってくような、それでいて表面では反射もしている、不思議な黒。今回は輪島の漆であった。ほかの地域に比べ工程数が多く複雑との事である(だからより優れているという話ではない)。どう違うかは自分で調べ、実物を見るべきだろう。多分おれにゃ違いがわからんだろうが…それと漆は水を吸う、故に漆のお櫃に炊いたご飯をしばらく入れておくと、米がちょうど良い按配になり美味しくなるのだそうだ。鰻重などの重箱も本来はそうした目的で使われていたのに、最近は重箱に似せてプラスチック塗装された容器が多く使われていて残念だ。と説明してくれた人が嘆いていた。

この漆の話もそうだけど、今の時代似せて作られたものは身近に溢れていても、いざ本物(ここでは似せたものの元のモノという意)はなかなか使わないし、アクセスもしづらくなっている。だからこそ若いうちからなるべく多く、そうした“本物”に接するべきではないかと思う。
プラスチック塗装と漆を塗ったものの見分けもつかないなんて何か格好悪いしね。

ともかく展示数も多く、作品にも直に触ることができたので満足だった。

イベント情報
シブヤ西武

ps.写真は上記展示会とは関係ありません

2007年7月13日金曜日

庄田次郎 “WADO”@北千住ダンデライオン

音楽って楽しくて難しくて何より生ものなのだ。
この頃の甘ったれていた自分に、強烈なパンチを見舞ってくれた。
それも爆笑しながら。

このエネルギー、この責任感、この創造力、おれも手に入れちゃる。

庄田次郎 HP
Aleatoric HP~ WADOの情報も


庄田次郎"WADO"初CD「和童」発売記念ライブ!! part1

庄田次郎"WADO"初CD「和童」発売記念ライブ!! part2

2007年7月9日月曜日

おしゃれボウズ




シンプルがいいとか、潔くありたいとか、面倒くさいとか、究極の髪型だとか、結局そういう理由からボウズにするのだから、変に手を加えない方がいいに決まってる。実際、細工をして小粋におさまっているボウズ頭は見たことがない。芸術的な刈り込みに感心するくらい。上のブラピ様や、ドルガバの広告なんかを見ていると、身体で(筋肉で)陰影をつけるのが、実は最高におしゃれなんじゃないかと思わされるわけ。

2007年7月7日土曜日

No.1の鼻毛


アイコンの元ネタ。日本版Amazonで“鼻毛カッター”の商品ページをいくつか回覧すると、しばらく画面の左下に表示される。CDや本のページを見ていてもね。

鼻毛 トップ10 - Google
hair - Guinness World Records
鼻毛の世界記録はまだ調べられていない!チャンス!?

のうのう七夕コンサート@矢来能楽堂

のうのう七夕コンサート
~越天楽 - えてんらく~ 能と雅楽の競演

【番組】
-第一部 伝統と創造の響き-
能 謡と笛による『梅枝』
雅楽 春鶯囀「遊声・急声」
   朗詠「二星」より「一越調調子」へ

-第二部『越天楽』-
能『梅枝~越天楽』より祭囃子
雅楽『越天楽』


先日散歩途中に見つけた能楽堂で、能と雅楽の公演が行われるというので、友人を連れ立って観に行ってきた。

実際に中に入ったのは初めてで、能楽堂の入り口の前に観世さん家の玄関があることや、外からは想像もつかないような広さの立派な能舞台などに感動しっぱなしであった。国立能楽堂にはない趣深さもある。

演目は上記の通り、能と雅楽を交互に楽しめる内容だった。雅楽の演奏者は先週観に行った伶楽舎からの四人に能管の一噌幸弘さんが入ったり入らなかったりして、最高でも五人である。小編成の雅楽は聴いたことがなかったが、その分邦楽器それぞれの音色や響きの個性だったり、強さ・繊細さなどが、(席が舞台から近かったというのと相まって)今迄以上によく聴くことができた。能面と能装束を纏って行う演目は二部の能ひとつだけであり、それも抜粋という形であったが、これも短いために最初から最後まで集中して観ることができた。何とはなしに美しいな、と思えただけ若干の進歩か。

一噌幸弘さんはよくピットインに出ているようなので、名前は見たことがあった。今回は能に雅楽に大活躍で、特に最後の越天楽途中の独奏は、真横から観ていたのもあり、何かとてつもない敵に向かっていく猛虎の如き迫力があった。途中クラシカルになろうが(*)、お囃子風旋律の恐ろしい速弾きに移ろうが、それは全てが一噌さんの尋常ではない即興にまとめられ、その形相と共に強烈な印象として残る。これは即興主体の公演も観に行かねばなるまい。
(*)…途中でバッハのポロネーズ(管弦楽組曲第2番から)のフレーズも飛び出した。

話は変わって観世喜正氏監修のもと、謡と仕舞の稽古を9日から月2回のペースで開かれるそうである。全11回ずつでテキストも入れるとそれぞれだいたい3万円。これは悩む。両方で3万円だったら間違いなく申し込んでいたのに。学生としての本分も考えつつ、一晩悩むことにしよう。

ps.矢来能楽堂は本当に素晴らしいところなのでぜひ一度足を運んでみてほしいと思う。

ps2.七夕という事で神楽坂周辺は浴衣を着た女性が多かった。ただ連れの男といったらこちらはほとんどジーパンルックである。せっかくの彼女の心遣い・心意気を何で汲み取ってあげないのか、自分ひとりの格好に比べ、並んで歩く際の不釣合いさには関心は向かないのか。確かに彼女のドッキリだった場合もあるだろうが、男なら、というより日本人なら和装の一つくらい持っていてもいいんじゃないかと思う。

観世九皐会 かんぜこむ
isso_map (一噌幸弘氏HP)

阿部 寛のホームページ

http://homepage3.nifty.com/abe-hiroshi/

2007年7月5日木曜日

教会


我が家から歩いて30秒ほどのところに教会ができていた。

2007年7月4日水曜日

ニシンはどこへ


左:ガード下の靴みがき/宮城まり子
右:ゴールデンベスト/北原ミレイ

ここ一ヶ月くらい、上のCD二枚をヘビーローテーション。北原ミレイさんや梶芽衣子さんのような歌こそ、案外日本独自のものなのかな。結構洗練されてるし。

北原ミレイ - 石狩挽歌 → `youtube
つくづくいい歌。

2007年7月2日月曜日

Keepintime


フォトグラファーB+による、ドラマーとDJたちのセッションライブを収録したドキュメント。
出演者は、
ドラマー:Earl Palmer、Derf Reklaw、James Gadson、Paul Humphrey、Roy Porter*
ディスクジョッキー:Babu、Cut Chemist、J-Rocc、Madlib、Numark、Shortkut
*RoyPorterは収録の間際に亡くなってしまったため、このビデオは彼に捧げられている。

'youtube
'Keepintime
'関連記事(Beams)
'B+

2007年7月1日日曜日

伶楽舎@紀尾井ホール

伶楽舎第八回雅楽演奏会『伶倫楽遊』

【プログラム】
管絃『太食調調子』 
  『朝小子』 
  『輪鼓褌脱』 
舞楽『還城楽(左方)』

~伶楽舎委嘱新作~
吉松 隆作曲『夢寿歌(ゆめほぎうた)』op.100



紀尾井ホールで雅楽。
先日、浜松の楽器博物館で韓国の雅楽を見たばかりなので、その違いの大きさに驚いた。吉松さんの曲はさっぱりだったが、古典曲はさすが、何というか根っこの安定感が抜群。

伶楽舎 →`hp
宮内庁楽部 →`hp