2007年7月18日水曜日

伊福部昭のCDを買う


ことし三月に行った伊福部さんの音楽祭が予告通りCD化されたので買ってきた。ところどころ、あれ?こんなだったっけ?な箇所があり、拍手にしても最後だけにしか入っていないので、やはり追(再)体験は高望みであったことを思い知る。ただこのCDに慣れる前に言っておくと、あのライブは確かに良かった。あの会場、あの場で不自然に感じたことは特に無かったし、どの曲も違和感無く聴いていた。これは自分の耳の悪さもやはりあるだろうが、しかしこうして良い印象の残っているライブの一回性を破壊されてできたCDが、その印象を下回ったとき(←臨場感、会場の雰囲気、音圧などは差し引いても)録音技術なるものが急に恨めしくなる。そしてこんな事を言ってる利己主義な自分にも。
伊福部昭の芸術9 伊福部昭音楽祭

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