2010年6月23日水曜日

ポーラの上映会

ポーラ伝統文化財団では、2ヶ月に一回無料で記録映画の上映会を行っている。
今回は“利休の茶”と“国東の修正鬼会-鬼さまが訪れる夜-”。
普段はいい按配の人数だが、今日は立ち見が出るほどの盛況。
財団の人は利休効果でしょうか、と言っていた。

その“利休の茶”は内容が基本的なことばかりで、物足りない。
対照的に“国東の~”の方が初めて見聞きするものが多く、興味深かった。
江戸のようなお祭りではなく、信仰と深く結びついた伝統、あるいは文化は今日どういった存在なのか。
現代の日本人における「カミ」や「天」とは何か。

毎回そうした答えの出ない問いを悶々と考えながら帰る道はとても有意義に思える。
こういうイベントこそ若い人らが集まるべきだ。
とはいえ大抵同年代は時間的に厳しい。おれがぶらぶらしすぎなのだ。

次回は、8/24 6:30~
「「文楽に生きる 吉田玉男」と、杵屋巳吉さんによる講演「長唄三味線の魅力」。
時間があればぜひ


伝統文化記録映画 上映会スケジュール
http://www.polaculture.or.jp/movie/schedule.html

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