2007年8月10日金曜日

写真、動く

白川義員 写真展~ に行ってきた。

白川さんの風景写真にそれ独特の不自然さを感じない理由が少しだけわかった。気がしたが、そやつをうまく言語化できないのは、やっぱりわかってないんだろう。

人間の感覚で捉えられないほどの、短時間の中で起きた出来事や事物の表情を取り出すことができ、逆に点でしか感じない時間や光景を連続のものとして表出させることもできる“写真”の面白さ・奥深さ・多様性・可能性を再発見することもできた。いつものようにそこで終わるのかと思いきや、自分もその世界に身を投じたい、といった積極的な感情が湧いてきた事に驚いた。自分の夏行性故なのか、いやいや白川さんの写真のエネルギーに因るのか。

ヤナセのほうは17~25日、松屋は13日の月曜日まで。お早めに。
また、松屋では一階で同じく13日まで催し物[~本物を創る~ 15人の職人]をやっている。結構コアな話も聞けるので銀座に行く際はぜひ。


他にも面白そうな催しが今後も目白押し。
行けるかな。

・北大路魯山人展 @日本橋三越 8/14-23 (~リンク~)
・日本の布展~和の饗宴 @松屋銀座 9/5-10
・AINU Past and Present 映像をめぐる虚と実 @新宿明治安田生命ホール 9/15

2007年8月8日水曜日

懐メロ ~ 欧米ポップス編

これらの熱が一気に冷めた時期は今回調べてみて2003年の2月である事がわかった。だからヒラリーのデビューアルバム(ディズニーマニアではなく)を聞いたのもだいぶ後になってから

Britney Spears - I Will Be There


Backstreet Boys - Larger than life


★N Sync - It's Gonna Be Me


Westlife - Open Your Heart


Gareth Gates - Anyone of Us


Blue - If You Come Back


A-Teens - Halfway Around the World
Aaron Carter - I'm All About You
Nick Carter - Help Me
Mandy Moore - Candy
Christina Aguilera - What A Girl Wants
Christina Milian - Am to Pm
Shakira - Whenever, Wherever
Dido - Thank You
Michelle Branch - Goodbye To You
Avril Lavigne - Things I'll Never Say (Live Acoustic)


〈2003.3月以降の方たち〉
Hilary Duff - So Yesterday
Kelly Clarkson - A Moment Like This
Stacie Orrico - Stuck
Lucy Woodward - Dumb Girls



この女々しさ。

memorandum

・福田繁雄
・赤碕一雄
・国吉清尚
・小松政夫
・小畑実
・岸田衿子
・吉田磯吉
・小泉八雲
・古田織部
・ミケランジェロ・アントニオーニ
・イングマール・ベルイマン
・象は鼻が長い
・西条八十詩集
・魔法入門
・小田島雄志

2007年8月7日火曜日

フリードリヒに学ぶ



彼の絵が好きだ。
後で知った彼の生き方も好きだ。
自分との対話、自然との対話。
ショーペンハウエルじゃないが、結局はそこだと思っている。

2007年8月6日月曜日

ブアチョンプー祭り


Krai keu Ruk Tae


Beautiful Boy


Sunshine Day


Dauk Mai Nai Jai Tur


Mai Kei Roo

8/5


朝、ニコライ堂へお祈りの儀式を見に行く。老若男女人種も問わずいろんな人が参加していた。正教会=ギリシア正教らしく、そのためか東欧風(と勝手に思っているだけ)な美女もチラホラといらっしゃた。アーメン。

ただ一番印象的だったのは、突然外で鳴き出した一匹のセミの声だ。彼の声はその教会にいた、もしくはあった何物よりもずっと強烈な存在感を放っていた。聖歌隊の非常に素直なハーモニーも、果たして素直なのはセミの声の方じゃないかと考えさせられたほどである。

次は先日言っていた松岡正剛氏の講演会へ。テーマは読書術についてだ。細かいところまで丁寧に話してくれたが、要は“積み重ね”が今日の一番のキーワードであると思う。本屋ごとの特色であったり、同じ本屋でのイメチェンに気づくかどうかは日々の知識や情報の積み重ね。読書も毎度まっさらに接して唯々著者の流れに乗るだけ、ではなくて、他の本で得た視点やレンズを通して読んでみる事も、それはつまり積み重ねてこそ為し得る。本を作るにしても多くの人の手によって作られ、読書とはその積み重ねを逆側から紐解いていくことでもあると。クドイようだが、最後に言っていた『読書=』“閉ざされた(一人の)世界”を“共有しあえる空間”にする事もまたそれ無しには実現しないのである。

そんなことを今度はマスジドで考えてみようか。

2007年8月4日土曜日

多灯再び


照明が変わると部屋の雰囲気も少し変わる。

写真の奥側のダイクロハロゲン球を、アキバハラの石丸電気本店にて購入。只今処分セール中らしくまさかの1000円ちょいでゲット。しかも裏側がコーティングされていて光が漏れない仕様になっている。

そうするといよいよショボいロフトベッドが邪魔になってきた。こいつを解体すればもっと開放的な部屋になるはずだ。今年は実用的でない本棚と、ガキの頃から使っている学習机をどこかへ回して、自分で作ろうかと思っていたのだが、もうとっくに半年も過ぎ、最近ではいっそモノというモノを全て売っ払って、ちゃぶ台のみのミニマルな空間でもいいんじゃないかとさえ思えてきた。パソコン・音楽・本が担っていた役割も全ては一鉢の盆栽へ。その方が自分にとってはずっといい部屋になる気がする

今回買ったハロゲン球~ 多分コレ

気になるニュース

NYタイムズを筆頭に、米では新聞各社が紙刷りからネット版に主力を移行し始めた。と新聞に書いてあったのに、朝日のネット版にはその記事が載っていないので、時間があれば記事を要約してここに載せることにする。
以下ほかの気になるニュース


『HMV、日本事業を大和証券系に売却』~元ページ
 英レコード販売大手HMVは31日、62店舗を持つ日本での事業を大和証券SMBC系の投資会社に7000万ポンド(約170億円)で売却すると発表した。HMVは90年、東京・渋谷に1号店を開いて日本に進出。シェアは3位で黒字を維持している。買収するのは大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツが設立した特定目的会社。HMVブランドを利用し続けるかどうかは、大和次第という。


『ラオックス、秋葉原の「ザ・コンピュータ館」閉鎖へ』~元ページ
 家電量販店のラオックスは3日、東京・秋葉原地区のシンボル的存在となっている旗艦店「ザ・コンピュータ館」を9月末に閉鎖すると発表した。有利子負債の削減のため、土地・建物を不動産会社に売却する。03年3月期に約424億円あった有利子負債はこれで完済できる見通しという。同社は首都圏に57店(秋葉原は9店)を持ち、パソコン販売は別の店で続ける。同社は競争激化による不振で04年に投資ファンドの傘下入りして再建を進めていた。「ザ・コンピュータ館」は当時まだ珍しかったパソコン専門館として90年4月にオープンした。

2007年8月3日金曜日

若者、お前は大きくなれよ

酒がきれたのでスーパーに買いに行くと二度も警官に止められた。どちらもチャリの防犯登録チェックで、その間なんと20秒ほど。しかも二度目の奴らはお威張りおバカな二人組みで、当然口論になる。なかなか詫びを入れないので業を煮やしていると、見ず知らずのおやっさんがいきなり雷のような怒号をひびかせ入ってきた。そのお陰で彼らはようやく謝り一件落着。おやっさんはパチンコで大敗し、いきり立っていた事を話してくれたが、「最近の若い警官は調子に乗ってる奴が多い」との指摘にはまったく賛同。礼に発泡酒を一本渡し、またの再会を約束した。この区もまだまだ捨てたもんじゃない。

話は変わって、誰でもピカソで梅佳代さんを初めて見た。はずだが、この風貌にこの大き目のカメラ、見覚えがある。もしかしたらどっかの町であった事あるのかもな。この人は友人に教えてもらった。先日のSWITCHの写真も彼女。いいセンスというよりいい性格なんだなーとテレビを見て思った。

柿沢安耶さん(野菜のパティシエ)を知った事も今日の収穫。「野菜には作る人の性格が表れる」なんてさらっと言えるこの人は只者じゃない気がする。店に行ってみたいけど女の人ばっかりなんだろう。近頃種々の事情によりヴィーガンになりつつある自分には気になってしょうがない。


リトルモア
梅佳代さんの写真集を出している出版社。好きな写真集や本が多い
potager ポタジエ~ 柿沢安耶さんの店


ps.このピカソの時間帯に、教育テレビでは『美の壷』で花火を特集してるわ、NHKでは阿久悠さんの追悼番組をやってるわで、珍しく見たい番組が重なった。そしてリモコンのありがたみを今更思い知ったのだった。

イタリア語は一日にして成らず

新たに半学習用ブログを作成しました。

コチラ

しかし、学習中のビルマ語は文字表示が困難なのでボツ。ラテン語の方も難しすぎる上に“映画”といった単語が時代的にないので断念。

それ故なぜかのイタリア語で(?)コツコツ粛々がんばりましょう

2007年8月2日木曜日

秘密のトビラ

朝、久しぶりに鳴った携帯の音で起きる。原宿にて用事があるのをすっかり忘れていたのだった。結局今度とてつもない御馳走(なんだそれ)をするハメになってしまったが、この約束も忘れそうな気がする

その後天気もいいのでしばしの散策。
修理から帰ってきたデジカメ君も一緒に。


表参道のルイ・ヴィトンの上に会員制の服屋がある、との情報を得たので行ってみた。どうやらここが入り口らしい。思いっきりフラッシューーな恥ずかしい写真で恐縮。詳しい実態は~コチラ (K STYLE WEBSITEさん)~に掲載されていたので無駄足だったと言えるかもしれない。













以前から気になっていた「みとべクリーニング」。周りのランドスケープを基準にすると異質極まりないが、逆に“みとべ目線”から見ると周りのヌリカベどもは野暮ったくてしょうがない。建築とは何か、日本の建築とは。何でもかんでもコンクリマシカクな建物を建てることなのかしら。まあ和洋折衷が全てじゃないんだけどさ













やっと見つけた!Mister hollywoooooood!!(GMG風に)
まさに念願でした(途中からもう意地になってた)。
店内もなかなか素敵なn.hoolywoodの直営店。8/10は休みらしい

その後御茶ノ水に移り、三省堂の絶版本市をぶらりして、いつもながらのベローチェ新御茶ノ水店にて勉強。散歩をした日は気分がいい


Celux
LVMH Moet Hennessy Louis Vuitton S.A.~ (~J.~)

Mister hollywood
Good Morning Garage-76.1 InterFM~ ついでに

三省堂書店 神保町本店 絶版本フェア詳細

作詞家・作家の阿久悠さん死去

 「北の宿から」「UFO」など戦後歌謡史を彩る多くの名曲を送り出した作詞家・作家の阿久悠(あく・ゆう、本名深田公之=ふかだ・ひろゆき)さんが、1日午前5時29分、尿管がんのため東京都内の病院で死去した。70歳だった。葬儀は近親者で行い、後日「送る会」を開く予定。喪主は妻深田雄子(ゆうこ)さん。連絡先はオフィス・トゥー・ワン(03・3586・2661)。

 哀感あふれる演歌からコミカルなポップスまで幅広く手がけた。「また逢う日まで」(尾崎紀世彦)、「北の宿から」(都はるみ)、「勝手にしやがれ」(沢田研二)、「UFO」(ピンク・レディー)といった日本レコード大賞受賞曲など、生涯に作詞した曲は5千曲に及ぶ。

 37年、兵庫県・淡路島生まれ。明治大文学部卒業後、広告会社で番組企画などを手がけた後の65年、フリーとなり作詞を中心に執筆活動に。

 オーディション番組「スター誕生!」では企画、審査員を務め、同番組は桜田淳子、山口百恵、小泉今日子らを生み出した。また小説「瀬戸内少年野球団」は直木賞候補になり、映画化もされた。「『あゝ甲子園』君よ八月に熱くなれ」など高校野球への思いをこめた曲や、阪神大震災からの復興に向けた応援ソングも作った。

 01年に腎臓がんの手術を受けた後も活動したが、今年7月上旬から入院していた。

(asahi.com)

元ページ

2007年8月1日水曜日

祖国とは

NHKの番組を見た。争いがない平穏なところ、心から落ち着けるところ、最期を迎えたいところ、どれも自分にとって当たり前だと思っている事が実はどんなに幸せなことなのか。またそうした思いを抱いて未だ母国に帰れない人人がこの時代にもたくさんいるという事実。家族のために人里離れたところで暮らすチェチェンの人と、再びナショナリズムに走り出した南ロシアのコサックは、どちらも祖国を愛している気持ちは変わらない。何ができるわけではないけれど、やはり世界を見ないといけない。そんな衝動に駆られた。

NHKスペシャル:新シルクロード 第4集 (荒野に響く声 祖国へ)