・Is Stumptown the New Starbucks — or Better? - Time {Taste of America}
・Coffee's Third Wave - imbibe magazine
一年前のタイムと最近の雑誌記事。アメリカのコーヒー業界にはサードウェイブといわれる新たな勢力が台頭している。特徴は、いわゆるシアトル系のような深い焙煎一辺倒ではなく、豆の性格に合わせた焙煎を行うこと。そして、豆の銘柄を、産出国などの大きな区分け(ブラジル、マンデリンなど)から狭めて、契約や優良な生産をする農家・農園~地域的な組合といった限定的な単位で扱うこと。加えて、なにより豆自体が新鮮なこと。結果として、シングルオリジンの特徴ある味を楽しめたり、こだわった豆をブレンドしておいしいコーヒーが楽しめると。
「これはマニア向けのコーヒーではあるけれど、20年前のワインやチーズや肉にも同じことが言えるんじゃない?」とStumptownのDuane Sorensonは言う。このように、全体の意識として、コーヒーに対する感覚を、単なる“オーストラリアワイン”程度のものから、“ビンテージ、ブドウの品種、ワイナリー”といった細かな情報を取捨選択するような感覚の飲み物にまで引き上げようとしているようだ。
値段は$2前後とスタバと大差なく、カプチーノやマキアートなどのエスプレッソドリンクもメニューにあるらしい。取引規模や上記の価値観などから、スタバ並みの世界的波は期待できそうにないが、日本でもバール系カフェを中心に着実にその動きは広がりつつあるし、もしかしたら記事に登場した下記のいずれかが上陸する日も、そう遠くないかもしれない。
Stumptown Coffee Roasters
Intelligentsia Coffee
Counter Culture Coffee
Ritual Roasters
Zoka Coffee Roaster & Tea Co.
Batdorf & Bronson Coffee Roasters
Taylor Maid Farms
Espresso Vivace
Victrola Coffee Roasters
Blue Bottle Coffee Co.
Ecco Caffe
The Roasterie
Murky Coffee
Gimme! Coffee
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