2008年5月28日水曜日

漢字の筆順 まとめ

◎大原則1:上から下へ

◎大原則2:左から右へ


○原則1:横画がさき
縦・横画が交差する場合は以下の場合を除いて横画をさきに書く
                           (七・共・帯・用・耕)
・例外(原則2):横画があと
 ①田、②田の発展形(由・曲・角・再)、③王、④王の発展形
 (④…進・馬・主・生・寒・構)

○原則3:中がさき
中と左右があり、左右が1,2画のときは中をさきに書く(小・業・楽・承)
・例外:①りっしんべん(快・性)、②火、火のつく字(畑・秋・炭)

○原則4:外側がさき
「くにがまえ」のような囲む形を取るものは、それをさきに書く
・例外:区・医                (国・内・司・日・月)

○原則5:左払いがさき
左払いと右払いとが交差する場合は、左払いをさきに書く(父・又・処)
接する場合も同じ(人・金)

○原則6:つらぬく縦画は最後
字の全体を貫く縦画は最後に書く(中・事)
下、または上の方がとまっても同じ(書・妻・平・手)
・例外:上にも下にもつきぬけない縦画は、上部→縦画→下部 の順で書く
〈注〉漢の右側 と 難の左側 は違う                (里・重・謹)

○原則7:つらぬく横画は最後
字の全体を貫く横画は最後に書く(女・子・母・船)
・例外:世

○原則8:横画と左払い
①長さが 横画>左払い = 左払いをさきに書く(右・有・布)
②長さが 左払い>横画 = 横画をさきに書く(左・在・友)


●特に注意すべき筆順
①広く用いられる筆順が2つ以上あるもの
止・正・足・走・武…縦画から
上・点・店…これも同じだが、行書では横画から書く方が多い
必…上点→左払い→右払い→左点→右点
感・盛・馬・無…大原則1にそう
興…大原則2にそう
みみへん(取・最)…耳に同じ
はつがしら(発・登)…左払い→左点→右上点→右払い→右下点

②原則では説明できないもの
i.「左払い」
・さきに書くもの…九・及
・あとに書くもの…力・刀・万・方・別
ii.「にょう」
・さきに書くもの…すいにょう(処)、そうにょう(起)、免のにょう形(勉)、
           是のにょう系(題)
・あとに書くもの…しんにょう(近)、えんにょう(建)、直の∟

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