2008年6月11日水曜日

水野晴郎さんが死去 テレビの映画解説で活躍

東京中日スポーツ
「いやあ、映画って本当にいいもんですね」の決めぜりふで親しまれた映画評論家の水野晴郎さんが10日午後3時5分、肝不全のため東京都内の病院で死去した。76歳。岡山県出身。葬儀は近親者で行う。後日、しのぶ会を行う予定。

1956(昭和31)年、20世紀フォックス映画に入社後、日本ユナイト映画に移り宣伝総支配人として活躍。72年独立して海外映画の輸入配給などを手掛けた。「夕陽のガンマン」など多くの海外映画作品の邦題を決めたことでも知られる。

映画評論家としても活動し、同年始まった日本テレビ系「水曜ロードショー」(後に金曜ロードショー)の解説を97年まで務めた。

映画「シベリア超特急」シリーズの製作、監督、脚本を手掛け、自身も主演。一部で熱狂的な人気を集めた。

83年当時の新自由クラブから参院選に出馬したが落選した。

内外の警察事情にも詳しく「世界の警察」などの著書がある。


>アラを探し出すより、面白いところを見つけて勝手に楽しんでいたほうが、ずっといい付き合い方だ。そんな姿勢を教えてくれたのは、淀川さんと水野さん。「映画は楽しい」。当たり前のことだからこそ、忘れやすくもあるんですな

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