2007年9月28日金曜日

ポップ・アート 1960'S→2000'S@八王子市夢美術館


なんにしても意識しすぎるといい結果は出てこないらしい。スーパーポップになってしまった作品に現れるクドさはルノアールのそれに近い。そんなところに西洋文化の流れを感じた。単純、身近なモノをいかに魅力的に見せるかがこの範疇の大きな主題であるならば、それは各個人の持つフィルターとその時代々々の社会(および文化)を映し得る事で半永久的に作品を生むことが可能である。にも関わらず現代のアーティストたちの作品が混沌としているのは、ウォーホルやリキテンスタインらパイオニアと未だほぼ同時代の中にいる事が一つの理由ではないかと思う。

八王子市夢美術館

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